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買う前に知りたい

ヴェスネットLab調査2016/11/30

冬の乾燥時間を短縮!

『ドラム式洗濯乾燥機』

だいぶ日が短くなりましたが、皆さんは洗濯物をどのように乾かしていますか?

ヴェスネット会員のN子さんからこんなメールをいただきました。

こんにちは。私はこの秋出産したばかりのN子と申します。

 

子どもができて洗濯物の量が急に増えたので洗濯機を大型のものに買い換えようと思っています。

そこで、悩んでいるのが乾燥機能付きにするかしないか。

 

雨の日に便利なのはわかるけど、やっぱり電気代が心配

それに、乾燥機を使うと生地が痛んだりタオルがゴワゴワしそうだし・・・

特に、赤ちゃんが身に付けるものは柔らかくしてあげたいと思っています。

 

高い買い物だからこそ買う前に試したいんだけど・・・

ヴェスネットさん、何か良い方法はありませんか?

「まかせて!ドラム式洗濯機について調べてみるわね☆」

アンケート

まずは、乾燥機能付き洗濯機の所有率と乾燥機能の使い方についてアンケート調査をしました。

 

所有率は全体の4割弱。乾燥機能については雨の日のみに使う方が多く、晴れた日は天日干ししたいという方がほとんどでした。

また、雨の日の使い方については、「すべて乾燥機にかける」「綿製品のみ乾燥機にかけてあとは室内に干す」「室内に干しきれない場合のみ乾燥機を使用する」と様々であることがわかりました。

ヴェスネットが注目したのは天候にかかわらず使用している11%の方たち。

その中のおひとりSさんにインタビューできましたのでご紹介します。

ー洗濯物はすべて洗濯機の乾燥機能を使っているのでしょうか?

いいえ、衣類によって使い分けています。

天候にかかわらず、ふわふわさせたいタオルは洗濯機の乾燥機能、陰干ししたいおしゃれ着は浴室乾燥を使っています。

ーお持ちの洗濯機の種類を教えてください。

P社のドラム式洗濯機です。3年前に購入しました。

インタビュー

その他は、晴れなら外干し、雨なら浴室乾燥&洗濯乾燥機の両方を使って乾かします。

基本的に部屋干しはしていません。

ーえっ!タオルは洗濯乾燥機にかけるとゴワゴワするのではないかと心配していたのですが、ふわふわになるんですか?

そうですよ(笑)実際に比較してみますか?

ーぜひお願いします〜

ということで、Sさんご協力のもと洗濯物の乾燥比較をすることになりました。

検 証

実施したのは11月の某日。快晴で気温18度の中、都内のSさん宅で検証を実施しました。

<検証内容>

バスタオルを 外干し部屋干し洗濯乾燥(ドラム式)浴室乾燥 の4つの方法で乾燥させ、仕上がり具合と乾燥時間を比較する。

<事前準備>

・条件の同じバスタオルを8枚用意する。

・すべてのタオルを洗濯し、脱水まで終わらせておく。

<手順>

1.タオルを2枚ずつ4つの方法で乾燥させる 

A.外干し

B.部屋干し

C.洗濯乾燥(ドラム式)

D.浴室乾燥

2.それぞれ完全に乾くまで待つ
3.乾いたタオルを4つ折りにし、2枚重ねて高さを測る
4.その他、見た目・肌ざわり・柔軟剤の香りの残り具合を比較する

結 果

A.外干し

B.部屋干し

C.洗濯乾燥

D.浴室乾燥

※肌触りや香りは個人の感想です。

電気代&水道代

ところで、ドラム式洗濯機の電気代と水道代はどのくらいかかるのでしょう?

 

タイプの異なる洗濯機をピックアップして洗濯にかかる電気代と水道代を算出しました。

製品は2016年に発売されたパナソニック製の「ドラム式」「タテ型・乾燥機能あり」「タテ型・乾燥機能なし」の3種類。 洗濯容量は10kgとしました。

まずは、それぞれの製品スペックと洗濯1回当たりのコストです。

スペックと

洗濯1回当たりの電気代&水道代

●スペックはパナソニックホームページを参照  http://panasonic.jp/wash/lineup/

●洗濯と乾燥の数値は、いずれも「定格洗濯時」および「定格洗濯乾燥時」を表示

●省エネモードがある機種は( )で表示

●料金は東京都23区の一般標準家庭をモデルに算出

電気代=電力量料金(26円/kwh)×消費電力量(kwh)

 

※電力量料金は、東京電力>従量電灯B>120kWh~300kWhまでの26円00銭を使用

水道代=水道料金(0.3円/L)×標準使用水量

※基本料金(水道/下水道)+従量料金(水道/下水道)+消費税

次に、1年間にかかるコストを比較しました。

1年間の電気代と水道代

※洗濯は1ヶ月に30回として計算

ドラム式は電気代はかかるものの水道代はかなり安く抑えられることがわかります。

特に『ドラム式・省エネモード』の場合、同じ洗濯容量6kgの『タテ型・乾燥機能なし』よりもコストが低くなっています。()

また、洗濯から乾燥まで行う場合には、タテ型よりもドラム式のほうが断然お得だといえるでしょう。()

まとめ

検証の結果、Sさんがおっしゃる通り、ドラム式洗濯機の乾燥機で乾かしたタオルが一番ふわふわになりました!毛足(ループ)が立つのがポイントのようです。乾燥までの時間が短いのも忙しいママには嬉しいですよね。

電気代と水道代については、モードの設定次第で『タテ型・乾燥機能なし』タイプよりも『ドラム式』の方が安く済みそうです。初期費用はかかりますが、便利さとランニングコストを考えると決して高すぎる買い物ではないかもしれません。

最後にSさんからドラム式洗濯機のメリットとデメリットを教えていただきました。

<メリット>

最大の魅力は時間に縛られないこと!!
タイマーを使えば指定した時間に乾燥した状態で仕上がります。
洗濯物を干すために脱水が終わる時間に合わせてスケジュールを調整する必要がありません。

洗濯物の除菌ができる!

洗濯機を置いている脱衣所が暖かい!

<デメリット>

・入口のゴムの裏側にゴミがたまりやすいのでこまめに掃除が必要

においがこもりやすい

我が家は共働きなので、タイマーを使って効率よく洗濯していますよ!

※あくまでも3年前に購入した製品の感想です。

今回の検証結果と算出したコストをN子さんに報告すると・・・

 

さっそく夫に相談し、冬のボーナスでドラム式洗濯機を購入しようと思います。

 

タオルや赤ちゃんの肌着はふわふわになりそうなので、デリケートな娘の肌にも安心ですね。除菌ができるのも嬉しいです♪

それに、洗濯から乾燥までがたったの3~4時間。朝洗濯してもお昼には洗濯物をしまえるので、これまで忙しかった夕方から寝るまでの時間に少し余裕ができるのではないかと楽しみです。

これからの季節、ますます洗濯物が乾きにくくなるので、乾燥機が大活躍するのではないかしら☆

『ドラム式洗濯機』はママにも赤ちゃんにもとっても嬉しいアイテムになりそうですね。

N子さん、時間を上手に使って初めての子育て頑張ってくださいね!

 

★ヴェスネットでは、あなたが知りたいことを代わりに調査します。

画面下のメッセージボックスに調べてほしい内容をご記入のうえ送信してください。

 

タオルは干す前に20回ほど振ると空気を含んでふわふわになるのよ~!

乾燥機がない人は試してみてね☆

振っていない

振った

byヴェス子

過去の調査

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